旧 SoundMage

SoundMage

Download:  Download: サンプルプロジェクト: Sample_v1000 ※サンプルの使用方法 本体とサンプルプロジェクトをそれぞれダウンロードし、SoundMage.exe を起動後、sample.smp プロジェクトを開いてください。 サンプルには元動画, MIDI, 画像のリソース一式が含まれており、出力を押せば画像合成動画が出力できます。パラメータなど調整して遊んでみてください。

【SoundMage について】
SoundMage は、MIDI に合わせて動画に簡単な映像効果を合成するソフトウェアです。

開発環境を PC ごと廃棄してしまったので更新予定はないのですが、古いページのコピーだけ残して起きます。


【概要】
演奏動画と演奏のMIDIデータを入力し、MIDI に合わせて映像効果を合成します。

・入出力動画は avi  限定なので、必要に応じて aviutl 等のソフトで変換してください。
・電子ピアノを基本想定していますが、演奏とタイミングの合った MIDI であれば何でも構いません。

【使用条件】
・本ソフトウェアの、非商用目的のご利用はフリーです。
・本ソフトウェアの著作権は作者(faithroom)が所持しています。 
・本ソフトウェアの再配布、改変は禁止します。
・本ソフトウェアのご使用によるいかなる損害についても、作者は責任を負いません。

【動作環境】
・OS: Windows/2000/XP/Vista/7
・入力動画: avi
・入力画像: bmp, jpg, gif
・出力動画: avi (640x480 固定)

【お願い】
・作成した動画を公開する際は、SoundMage を使用したことがわかるように記載をお願いします。
ニコニコ動画であれば SoundMage タグを入れたり、sm14037012 にリンクしていただく等の形で構いません。

・感想などいただければ作者の励みになります。
(ただ、それによって今後のサポート等をお約束できるものでないことはご了承ください。)

使用方法 : プロジェクト基本設定

■入力 avi ファイルを指定
・avi ファイルには様々な種類があります。読み込めない場合は CODEC のインストールや、あらかじめフォーマットを変換しておく必要があります。SoundMage では VFW API を使用しているため、何らかの方法で VFW で扱える形にしていただければ大丈夫だと思います。(個々の説明は他の詳しいサイトをご覧ください)
・入出力に無圧縮の avi を使用すると、ファイルサイズが非常に大きくなります。
本ソフトで扱えるファイルは 2G までです。ただし、2G 以下であっても環境によっては正常に再生できないことがあるため、何らかの圧縮をした avi  をお勧めします。
使用できる圧縮フォーマットは、ご使用の PC に CODEC をインストールすることで追加できます。
参考までですが、自分は大抵 Xvid を使用しています。

■MIDI ファイルを指定
・現在参照しているのは、音程、音長のデータのみです。

■MIDI 開始フレーム設定
・MIDI と動画のタイミングを合わせるため、MIDI の最初の音が動画の何フレーム目で鳴るかを指定します。データ上の最初の音なので、音が聞こえないような場合もあります。

■音画像を書く位置を設定
・位置指定ボタンを押してから画像で両端の基準鍵盤の位置を順にクリックします。
・その後、配置バランスを調整してマークが鍵盤に合うように調整します。参考にドが赤で表示されます。
・基準鍵盤はピアノに合わせて A0(最低音のラ)～C8(最高音のド) が初期状態になっていますが、変更できます。基準鍵盤外の音であっても、効果の描画はされます。

■出力 avi ファイルを設定
・出力サイズは 640x480 固定です。
・入力 avi と同様、ご使用に PC に CODEC をインストールすることで、選択できる対応フォーマットを追加できます。

■プログラム
・プログラム欄に使用する処理を追加していきます。最大 24 種類まで追加できます。
・各プログラムは有効フレーム設定を持っており、範囲内のプログラムが上から順に処理されます。
・開始遷移、終了遷移は、有効フレーム内の最初と最後の効果の強さをフェードイン、フェードアウトさせることができます。
・有効チェックが入っていないものは処理されません。プログラム数が増えて処理が重い場合などに、一時的に無効にすることができます。

■Background
・Background タブで、背景レイヤー作成のプログラムを開けます。
・作成した背景はそのままでは表示されません。Effect タブで [BG: Rendering] を追加して、合成条件を設定してください。

■保存
・プロジェクト設定は *.smp ファイルに保存できます。

使用方法 : Filter : Color

■Color Filter
・映像全体に色の効果を入れるフィルターです。

使用方法 : Effect: SoundMagic

■Effect: SoundMagic
・MIDI に合わせて画像を合成する効果です。
・対象フレーム内で発生したMIDI音に合わせて描画画像を発生させますが、"画像消滅まで描画"をチェックすると、対象フレームを過ぎた後も、既に発生していた画像は消滅するまで描ききります。

■画像設定
・合成する画像ファイルを設定します。
・gif や jpg は、圧縮によって色が変化することがあります。一見変化が見えなくても光の効果を入れると目立つことがあるため、ご注意ください。

■基準点
・鍵盤位置設定に対応付ける、描画基準点を設定します。

■画像分割
・画像を複数に刻み、アニメーションや音階別表示をさせることができます。
・分割サイズを設定すると、分割フレーム番号が表示されます。
・アニメーションの場合、一コマあたり動画の何フレーム期間表示するかを設定します。
・音階に対応付ける場合、最低音のドから順に繰り返し割り当てられます。1オクターブは12音階のため、画像を12分割すれば各音階別に画像を設定できます。128分割すれば、すべての音に別々の画像を割り当てられます。

■描画形式
・光の効果か、直接描画するかを設定できます。
・光の場合、元画像はグレースケールで作成します。光の色を設定できますが、描画画像の明るさや背景の色と合成計算されるため、設定と同じ色になるわけではありません。
・直接描画の場合、背景部分の色を選択して透明化することができます。ここでも画像の圧縮によって色が異なっている場合があるため、jpg はお勧めしません。

■動作
・表示・移動に関するパラメータを設定します。

使用方法 : BG : Rendering

■BG: Rendering
・Background タブで作成した背景レイヤーを合成します。
・動画全体で一つしか追加できません。(=途中で合成条件を変えることができません)

■色による差し替え
・背景に差し替える色を指定します。プレビュー表示内をクリックすると色が表示されるため、それを参考にしてください。
・感度で、選択する色の範囲を調整できます。テスト用に、単色の背景などを作ると状態がわかりやすいと思います。

■追加条件
・背景,前景とみなす条件を R,G,B の色の特性から追加できます。

■強制マスク
・強制的に背景,前景とみなす条件を画像で指定します。
・640x480 の画像で、白い部分が対象となります。

■前景色補正
・チェックを入れると、合成される背景の色に合わせて前景部分の色に補正をかけます。